女性の必需品と言われている真珠ネックレスですが、花嫁真珠の中でも「調色真珠」と「無調色真珠」があることをご存知ですか？そのなかでも人気の高いのが無調色真珠ですが、この2つには一体どんな違いがあるのでしょうか。

〇調色真珠
調色とは、真珠がより美しく見えるように色を整える作業のことで、市場に出回る真珠ネックレスの多くは調色が施されています。元の色味が分からなくなるほどの仕上げではなく、ネックレスとして珠を並べた時に統一感が出るように施されているため、ほんのりメイクをしているイメージです。ネックレスに仕上げた時の、綺麗に揃った色合いが魅力です。

〇無調色真珠
無調色真珠とは、名前の通り調色されていない真珠のことです。貝から採れた状態でも十分に綺麗なため手を加える必要が無く、だからこそ数十年先も色の変化が起きにくいことが特徴です。

調色は伝統的な加工技術であり、施すことによってより美しさが引き立ちますが、子や孫の代までより綺麗な状態で受け継いでいきたいという方は無調色真珠がおすすめです。ただ、調色・無調色というのはあくまで技法なので、品質の良し悪しを決めるものではありません。どちらも比較したうえで、ご自身に合ったものを選んでみて下さい。